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混沌の館
第6章 30代バツイチの美女
 久美は、薄いベージュ色のTバックの下着を履いていた。既に彼女の秘部を隠す部分は、その役割を全く果たせないくらいに濡れそぼり、ベトベトになっていた。

 下着を着けたまま、横から指を這わせると、濃度の高い蜜が私の指に絡まった。そのまま指を差し込み蜜壺をかき回す。


 久美は、枕を口に押し付け、必死に声を押し殺していた。


 もうこれ以上何も必要ないだろう。久美の下着をはぎ取ると、私も下着を脱ぎ捨てた。

「あ、待ってください。ゴムは?ゴムはあるんですか?」

 急に冷静な口調で久美が言葉を発した。

「今日、危ない日なんです。だから、ゴムなしではこれ以上できません。」



 確かに、彼女の言うとおりだ。もしも妊娠した場合、傷つくのは彼女だ。それに、私には責任をとることは出来ない。

 こんな展開になると分かっていれば用意してきたのだが、と悔やんだ。


「そうだね、ごめん。今日はこれ以上はしないよ」

「わたしのほうこそ、ごめんなさい。ちょっと着替えてきます」



 そう言って久美は脱衣所の方に脱ぎ散らかした衣服を抱きかかえて逃げて行った。

 少し弛んでいるが、ムッチリとした白い桃を目で追いながら、私も自分の衣服をかき集め、身支度に入った。



 暫くして、ラフなトレーナーに着替えて久美が戻ってきた。

 もう時刻は24時になろうとしている。私は、もう帰るよと久美に告げ立ち上がった。

 久美を引き寄せ抱きしめると、彼女も私の背に手を回し応えてくれた。今度は軽くキスを交わし、私は部屋を後にした。





 私は寮に帰ってから久美の白く柔らかい肌を思い起こして自慰に耽った。





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