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混沌の館
第8章 グラマーな人妻
埴輪女よりはマシだったが、久美には遥かに及ばない平凡な顔立ちだったのだ。
美咲の自己評価は高かった。やはりサイトのプロフィールはあてにならないと実感した。
すっかりテンションが落ちてしまった私だったが、美咲に手招きされて助手席に乗り込んだ。そこで簡単に挨拶を済ませる。
「こんばんは、初めまして」
「こんばんは、ごめんなさい。急に呼び出しちゃって」
美咲は、顔に似合わず可愛い声をしていた。顔はごくありふれた30代の主婦というところだが、若い声をしている。だが、私が目を非張ったのは美咲の身体だった。
少し小太りに見えるが、見るからにボリューム感があり、そそる体つきをしている。成程、自己評価のグラマーと言う所は本当のようだ。
久しぶりの女性との二人きりの空間、私の中でムラムラとしたものが込み上げてくるのが分かった。
美咲は、あまり長くは出られないと言うので、駅から少し離れた線路沿いに車を止め、そこで話し込むことにした。
「ごめんなさい、夫にはビデオを返しに行くと言って出てきたので時間があまりなくて」
「いや、それでも僕に会いたいと言ってくれたんだから、嬉しかったよ」
私は、美咲の手を握りながらそう答えた。美咲も握り返してくる。
その手は微かに汗ばんでいた。
美咲の自己評価は高かった。やはりサイトのプロフィールはあてにならないと実感した。
すっかりテンションが落ちてしまった私だったが、美咲に手招きされて助手席に乗り込んだ。そこで簡単に挨拶を済ませる。
「こんばんは、初めまして」
「こんばんは、ごめんなさい。急に呼び出しちゃって」
美咲は、顔に似合わず可愛い声をしていた。顔はごくありふれた30代の主婦というところだが、若い声をしている。だが、私が目を非張ったのは美咲の身体だった。
少し小太りに見えるが、見るからにボリューム感があり、そそる体つきをしている。成程、自己評価のグラマーと言う所は本当のようだ。
久しぶりの女性との二人きりの空間、私の中でムラムラとしたものが込み上げてくるのが分かった。
美咲は、あまり長くは出られないと言うので、駅から少し離れた線路沿いに車を止め、そこで話し込むことにした。
「ごめんなさい、夫にはビデオを返しに行くと言って出てきたので時間があまりなくて」
「いや、それでも僕に会いたいと言ってくれたんだから、嬉しかったよ」
私は、美咲の手を握りながらそう答えた。美咲も握り返してくる。
その手は微かに汗ばんでいた。