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混沌の館
第9章 W不倫の危険な情事
美咲と初めて会った日の翌週、週末に約束通り彼女は時間を作ってくれた。
待ち合わせは、大型商業施設の駐車場。お昼少し前に落ち合う約束をし、そこで私の車に同乗し近くのステーキ屋で昼食を済ませた。
もはや食事など、私にとっては通過儀礼にすぎなかった。人妻である美咲を連れて白昼堂々と人目に付く場所をウロウロするのは不味い。それに、そもそも容姿が良いとは言い難い彼女を連れ歩くのも気が進まなかった。
私たちは、予め調べておいたラブホへと急いだ。
郊外のラブホにはサービスタイムというものがある。最長で8時間ほど利用できるシステムだ。
美咲は夕方には帰りたいと言っていたが、その時間まで利用したとしても4時間は一緒に居れる。私は、ホテルへの道筋、先日味わった美咲の乳房の感触を思い出し、股間を熱くした。
目的のホテルに着き、受付を済ませて部屋に入ると美咲はいきなりテレビを見始めた。私は内心舌打ちした。
これから事に及ぼうというのにムードも何もない。しかし、焦りは禁物だ。私は苛立ちを押えながら粛々と準備にとりかかった。
待ち合わせは、大型商業施設の駐車場。お昼少し前に落ち合う約束をし、そこで私の車に同乗し近くのステーキ屋で昼食を済ませた。
もはや食事など、私にとっては通過儀礼にすぎなかった。人妻である美咲を連れて白昼堂々と人目に付く場所をウロウロするのは不味い。それに、そもそも容姿が良いとは言い難い彼女を連れ歩くのも気が進まなかった。
私たちは、予め調べておいたラブホへと急いだ。
郊外のラブホにはサービスタイムというものがある。最長で8時間ほど利用できるシステムだ。
美咲は夕方には帰りたいと言っていたが、その時間まで利用したとしても4時間は一緒に居れる。私は、ホテルへの道筋、先日味わった美咲の乳房の感触を思い出し、股間を熱くした。
目的のホテルに着き、受付を済ませて部屋に入ると美咲はいきなりテレビを見始めた。私は内心舌打ちした。
これから事に及ぼうというのにムードも何もない。しかし、焦りは禁物だ。私は苛立ちを押えながら粛々と準備にとりかかった。