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You were born to be mine 外伝
第1章 高校生活
「もしもしぃ、いつも陵がお世話になってますぅ。陵の母です。 今日はユウちゃんにお弁当作ってもろて、エエ、エエ、よろしいんですか? はい、はい、ほなその代わりにデートのごはんは陵に持たせるゆうコトで、エエ、よろしくお願いします。 ほな、陵に代わります。」

「陵くん、ユウのコト頼むね、何もできへん子ぉやけど。 横でユウが代われ代われてウルサイから代わるわな。」

「もしもし? ゴメンな、お弁当箱貰って帰るの忘れてた。」

「いや、エエねん。弁当箱、洗って返したかったし。」

「あ、陵、今日の晩ごはんなんやった?」

「今からやけど、多分煮物っぽい。匂いがしてるから。」

「わかった。ほな、明日ね。」

「ん、バイバイ。」


電話を切って食卓に行く。
みんな先にごはん食べてる。


「なぁなぁ、おニィ、いっつもユウさんと何してんの?」

「別に。話してるだけ。」

「ようそんな話あんなぁ?」

「ウッサイ! 余計なお世話じゃ!」


ドツく。


「いったぁ~! ドツかんでもエエやろ!」

「陵!女の子に手ぇ挙げたらアカンやろ!」


オヤジに怒られる。


「や~い怒られた。」


ムカつく。

メシ食い終わって食器を流し台に持って行った時にオカンが言う。


「陵、アンタ今日から夕飯の洗い物な。」

「はぁっ?」

「アンタお弁当箱洗うんやろ? ついでに夕飯の洗い物しぃ。」

「わかった。」(ーー;)


オヤジ (゜ロ゜)
オカン (゜ロ゜)
妹 (゜ロ゜)


大人になって聞いたコトやけど、当時のオレは反抗期やったらしくマトモに言うコトを聞くコトなかったらしい。
それでも暴力的にならんかっただけマシやとオカンは思うてたらしい。


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