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You were born to be mine 外伝
第1章 高校生活
その年の秋頃やった。
昼休みに学食脇のテラスでノブとおんなじクラスで女バスのミキ、それからユウの4人でジュース飲んで喋ってる時に

「陵、お前確かコンプレックス好きやんなぁ?」

ノブが話をふってきた。

「おぉ、めっちゃ好き。そういやノブ、ライブのチケット取れた言うてたな?」

「やねんけど…」

「どしたん?」

「イヤ、彼女がな…あんまコンプレックス好きちゃう言うて…行けへんて言うねん。」

「何? まさか、オレを誘うてくれるん???」

「アホか! 男同士で何がオモロイねん!」

「なんでやねん!そんなコト言うなやぁ。」

「最後まで聞けって。 陵に2枚とも譲ったるから誰か誘うて行ってこいや。」

「マジか??? ノブ、お前最高やな! いやぁ誰誘うかなぁ? マジ考えるわぁ。」

「アホやな、誰が付き合ってくれんねん。そんな物好きおるわけないやろ。」

ユウが突っ掛かってきた。

「はぁ? 何でお前にそんなコト言われなアカンねん。」

「どうせ誰もおれへんねんからウチが付き合ったろか?」

「結構です! お前と違う可愛い子誘って行くわ!」

「好きにしぃや!!!」

ユウは怒って席を立っていった。
目の前でノブとミキが呆れた顔でため息をついた。

「陵、アンタ何も判ってないの?」

ミキが言う。

「何がやねん。アイツが悪いんやろ!? ムカつく。」

「イヤ、陵、そうちゃうくてやな…」

今度はノブ

「陵、お前何でユウがいっつも絡んでくると思うてんの?」

「そんなんオレをイジって面白がってんねやろ?」

ミキとノブがまたため息。

「陵、マジで? ホンマに判ってないの?」

「何がやねん。」

「ユウな……陵のコトが好きやねん。」

「はぁ? そんな訳ないやろ!? コトある毎に絡んできて馬鹿にしよんねんで!?」

「やからぁ、それは陵に構って欲しいからやんか! 女心判ってないなぁ。」

「ウソ………」


マジか……
女心、訳わからん。





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