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You were born to be mine 外伝
第1章 高校生活
午後の授業は全く頭に入らんかった。
ユウが違うクラスで良かったわ、考える時間が取れる。

手紙が回ってきた。
ミキからや。

『ちょっと! ユウのコトこのまま放っておく気? ライブ行く行けへんは置いといて、話したら?』

返事を書いて回して貰う。

『放課後に話する段取り頼む。』

『おっけ~♪』


放課後になって教室で待ってるとミキが来た。

「陵、ユウ連れてきたよ。 ユウ、ちゃんと話しぃや。」

ミキがユウを教室に押し込む。
デカいユウが背を丸めて入ってきてオレの横に座る。
しばし無言……


教室に夕陽が差し込んできてポカポカあったかい。


「り、陵?」

「ん、な、何?」

「怒って……るよね?」

「あ、あぁ、イヤ、怒ってへんよ。」

「ゴメンな、ウチひどいコト言うて…」

「い、イヤ、もうエエよ。気にしてないし、確かに当たってるしな。」

「あ、あんな、ウチ……」

「う、うん…」

「ううん、やっぱりいい。」

「うん…」

また無言の時間
何やお前、いつものキャラとちゃうやんけ!
そんなん見てたら惚れてまうやろ~。


「ユウ、ライブの話な…」

「あ、あぁ、ウチの言うたコトは気にせんと好きな人誘って行き。 陵のコト好きな人絶対おるって。」

「あんな、も、もし良かったらやけど…」

「えっ???」

「一緒に行こか。」

「エエのん???」

「お、おぉ。」

「う、うん…行く…」


結果、ユウとライブに行くコトに。


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