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You were born to be mine 外伝
第1章 高校生活
ベンチの脇のスペースに横たわったオレの側にマネージャーのミホが駆け寄ってきた。
ミホは中学時代期待されてたプレイヤーやったが試合中に膝の靭帯を断裂して、そのあと半月板の損傷もあってプレイヤーを諦めてマネージャーをしてた。
「陵! 大丈夫っ? どこやったん?」
オレはあまりの痛みに声が出せず、右側の太ももを指差した。
ミホはコールドスプレーを吹き掛けてきた。
「陵……落ちた瞬間、音……した?」
オレは頷いた。
ミホの目から涙がポロポロ落ちてくる。
「何で!? 何でなんよぉ…神様のアホぉ…」
ミホは涙を流しながらオレの脚をアイシングし始めた。
アイシングして少しだけ痛みがましになった。
「ミホ、テーピングでガチガチにしてくれるか?」
「アホ! 無理に決まってるやろ! 筋断裂かもしれへんねんで!!」
観客席からユウも降りて来た。
「ミホ! 陵、大丈夫???」
ミホは俯いたままで首を降った。
「ウソやろ???」
「ミホ、ダメ元でテーピングしてくれ。」
「無理やって…立つのも出来へんよ…」
オレのインターハイ予選は終わった…
ミホは中学時代期待されてたプレイヤーやったが試合中に膝の靭帯を断裂して、そのあと半月板の損傷もあってプレイヤーを諦めてマネージャーをしてた。
「陵! 大丈夫っ? どこやったん?」
オレはあまりの痛みに声が出せず、右側の太ももを指差した。
ミホはコールドスプレーを吹き掛けてきた。
「陵……落ちた瞬間、音……した?」
オレは頷いた。
ミホの目から涙がポロポロ落ちてくる。
「何で!? 何でなんよぉ…神様のアホぉ…」
ミホは涙を流しながらオレの脚をアイシングし始めた。
アイシングして少しだけ痛みがましになった。
「ミホ、テーピングでガチガチにしてくれるか?」
「アホ! 無理に決まってるやろ! 筋断裂かもしれへんねんで!!」
観客席からユウも降りて来た。
「ミホ! 陵、大丈夫???」
ミホは俯いたままで首を降った。
「ウソやろ???」
「ミホ、ダメ元でテーピングしてくれ。」
「無理やって…立つのも出来へんよ…」
オレのインターハイ予選は終わった…