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You were born to be mine 外伝
第1章 高校生活
ライブの日まではまだ1ヶ月以上あった。
お互い付き合う付き合えへんの言葉はないまま、何となく一緒に帰ったりしてた。
オレん家はユウの家から学校挟んで反対方向やったから大変やった。
けど毎日部活終わるとチャリ置き場で待ち合わせてユウの家の近所の公園まで行って、公園のブランコやらベンチやらで喋って帰るのが日課に。

そうこうしてるウチにライブの日になった。
学校からライブ会場まではすぐやった。
部活が終わっていつもなら部室で制服に着替え直すかジャージのまんま帰るトコやけど、今日は私服。
先輩や同級生の冷やかしの声援を受けながら部室を出る。

女バスの部室から黄色い声が上がってる。
ユウも冷やかし攻撃受けてんのやろう。

ユウが出てきた。
制服とジャージしか見たことなかったせいなんか?
可愛いやんか!


「ゴメン、待たせた? はよ行こ。 恥ずかしい。」

「お、おぉ。」


オレらはライブ会場に向かった。
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