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You were born to be mine 外伝
第1章 高校生活
哲と並んで体育館へ入り更衣室に向かう。
更衣室までの間でも哲はファンからプレゼントを貰ってた。



その日の試合は思ってたより簡単に終わった。
オレらの地力が上がったせいか。


着替えを終えて外に出る。



「久保くん。」


また声を掛けられる。
あぁ確かおな中の……


「久しぶりやね。 バスケの試合はエエ男いっぱいやって連れて来られたんやけど……ホンマやね。」

「そうな、オレ以外はやけどな。」

「イヤイヤ、久保くんのファンも結構おったで。」

「んで、誰か呼んで欲しいんか?」

「ちゃうよ、久保くんは彼女いてるん?」

「おるよ。」

「あらぁ~残念、久保くんをエエて言うてる娘がおって。 私がおな中やったから聞いてあげるって聞きにきてん。」

「ふぅん。そら残念でした。 ほな。」

「久保くん! ホンマにカッコ良かったよ(^^)」

「さんきゅ。」



外に出てユウとの待ち合わせ場所のマクドに向かう。
ユウは先に着いてた。


「ゴメン、待たせた?」

「うぅん、さっき来たトコ。 なぁ、今日試合会場で○高の娘から陵のコト聞かれたよ。」

「なんて?」

「名前とか、彼女いてるかとか…」

「んで?」

「ナオとかミキが上手いこと付き合ってるコト言うてくれた。 な? 陵モテてるんやで?」

「どうでもエエわ、そんなん。」

「ホンマは嬉しいんちゃうの?(^^)」

「正直、わかれへんわ。 今日、プレゼントくれた娘おったけど、オレの何を知ってんのやろ?って思う。」

「何で? 知らんかったら好きになったらアカンの? そんなんやったら恋愛できへんやん?」

「それも…そうやな。」

「陵、もうちょっとだけ相手の立場に立って考えるようにせな……陵は女の子のコトはホンマ鈍すぎやで。」

「……ん。 ゴメン。」


そうやな……
自分ばっかりで相手のコトあんまり考えてなかったかも…



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