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You were born to be mine 外伝
第1章 高校生活
自分ん家に帰って貰ったプレゼントを開ける。
リストバンドと手紙が入ってた。
シューターのオレは汗で手のひらが濡れへんようにいつもリストバンドしてる。
そうか……オレのコト見てくれてたんやな……
それやのに、オレの何を知ってんのやろなんて……
手紙を読む。
女の子っぽい便箋2枚に素直な思いが詰まってた。
最後に返事できたら下さいと住所が書いてあった。
ちゃんと返事せな……
けど、考えたら考えるだけ思いつかん。
翌日、学校で哲に相談した。
「哲ぅ、おまえプレゼントとかに手紙とか入ってるやろ!? 返事どないしてんの?」
「してない。」
「はっ?? マジで???」
「そんなん、全部に返事出してたらどんだけ手紙書かなアカンねん!? それやったら全部にだせへん。 向こうからしたら1通の手紙やろけど、オレからしたら何十通の手紙やで。」
「なるほど……一理あんな。」
「なに陵!? 返事悩んでんの? 止めとけって。」
哲はある意味大人やな。
オレはあの手紙読んだらちゃんと応えずにはおられへんけど……
「お前ら何の話ぃ?」
バスケ部のマコトが入ってきた。
「マコト、陵がなファンレターの返事どないするか悩んでんねん。」
「そうなん? オレは書いてるで。 何人かとデートしたし。」
『はぁ~!?』
哲とオレのリアクションがハモる。
「マコト……お前、その優等生キャラめっちゃ利用してるやろ!? 黒いわ。」
哲が言う。
確かに……マコトは男前な優等生でちょっと近付き難い雰囲気やのに。
コイツらに相談したんが間違いやな。
やっぱ自分で何とかせな。
リストバンドと手紙が入ってた。
シューターのオレは汗で手のひらが濡れへんようにいつもリストバンドしてる。
そうか……オレのコト見てくれてたんやな……
それやのに、オレの何を知ってんのやろなんて……
手紙を読む。
女の子っぽい便箋2枚に素直な思いが詰まってた。
最後に返事できたら下さいと住所が書いてあった。
ちゃんと返事せな……
けど、考えたら考えるだけ思いつかん。
翌日、学校で哲に相談した。
「哲ぅ、おまえプレゼントとかに手紙とか入ってるやろ!? 返事どないしてんの?」
「してない。」
「はっ?? マジで???」
「そんなん、全部に返事出してたらどんだけ手紙書かなアカンねん!? それやったら全部にだせへん。 向こうからしたら1通の手紙やろけど、オレからしたら何十通の手紙やで。」
「なるほど……一理あんな。」
「なに陵!? 返事悩んでんの? 止めとけって。」
哲はある意味大人やな。
オレはあの手紙読んだらちゃんと応えずにはおられへんけど……
「お前ら何の話ぃ?」
バスケ部のマコトが入ってきた。
「マコト、陵がなファンレターの返事どないするか悩んでんねん。」
「そうなん? オレは書いてるで。 何人かとデートしたし。」
『はぁ~!?』
哲とオレのリアクションがハモる。
「マコト……お前、その優等生キャラめっちゃ利用してるやろ!? 黒いわ。」
哲が言う。
確かに……マコトは男前な優等生でちょっと近付き難い雰囲気やのに。
コイツらに相談したんが間違いやな。
やっぱ自分で何とかせな。