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「ここにはよく来るんですか?」
第4章 room 02 真由(後編)

強烈な快感に、真由さんは再び胸を反らして全身を痙攣させた。瞬間的、かつ無意識に俺は体を引き、気がつけば体液に塗れたペニスを彼女の顔に向け、右手で激しく擦っていた
ニチャニチャと粘り気のある音と、飛散する液体が絶頂で歪む人妻の顔に降り掛かる
俺は彼女の頭を左手で撫でる様に触れると、顔をこちらに向けさた
ビュルルっ!ビュルっ!ビュッ!と、自分でもわかる。凄まじい勢いと量だった
真由さんの顔に放った俺の精液は、半固形のようなゼリー状の部分が多く、美しい顔に貼り付いて、なかなか滑り落ちようとはしない。目や鼻の窪みに液だまりができ、半開きになった口の中にも大量に注ぎ込まれたようで、口の端からどろりと塊が垂れ落ちた

「真由さん……、ありがとう、最高に気持ちよかったよ……」
「あぁ……ぅ……」

顔中についた精液を拭う事もなく、余韻の世界の奥深くへ迷い込んだ彼女には、俺の声は届いていなかった

思わず了解も得ずに顔射をしてしまったが、本当に危ない所だった。あまりの気持ちよさに理性が消えてしまっていた。だが、俺の中にあった最後の一線と言うべきものが切れずに残っていたのだろう
もしも妊娠させてしまったりしたら、取り返しがつかない。……いや、そもそもゴムを着けずにSEXしてる時点で、そのリスクは発生するし、カウパーにも精子が含まれているのだから、最初から俺の行為はアウトだった
……しかし、こんなに美人でここまでエロくて、ゴムを着けるより先にSEXを求められたんだ……、我慢できなくても仕方がない……、いや、そんな事はないな、俺が悪い……

普段ならこの後萎んでいく俺のペニスだが、全く衰える事はなかった
精液まみれの真由さん顔、快感の余韻に歪むその表情を見ていたら、興奮は治るどころか、むしろ倍増させられていった
拭き取ってあげようと手にしていたティッシュを手放し、俺は再び勃起するペニスを手で扱くのだった
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