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「ここにはよく来るんですか?」
第6章 room 04 智恵(前編)
前回も使ったラブホテル、名前は『L'z』
実はこのホテル、プライベートでずっと使っていて、彼女がいた時はほぼこの L'zを利用していた
どの部屋にもウォーターサーバーがあって、アメニティも充実している。ランクの高い部屋だと、マッサージチェアがあったりもする
307号の部屋を選び、受付を済ませ、俺達はエレベーターに乗り込む。3階に着いて307号室に入る
入ってすぐ、正面に大きなテレビがあり、隣にウォーターサーバーが置いてある。テレビの向かいには革製のソファーが設置してある。広々とした部屋の半分を占めるほどの大きなベッド、その上にバスタオルやハンドタオル、バスローブが籠に入れて置いてある
「このホテル、初めて来たけどいいね!綺麗やしウォーターサーバーもあるし、ベッドもめちゃ大きい!」
「割といいでしょ?」
智恵は部屋を気に入ったみたいで、ソファーにポーチを置くと、ベッドに腰を下ろして内装を見渡した
俺も彼女の左隣に座って一息つく
「飲み物は水もあるけど、コーヒーと紅茶が用意してあるよ」
「ウォーターサーバーは嬉しいなぁ、いっぱい動いて汗かいても大丈夫やねっ」
エロい事を楽しそうに言ってくれると、こちらも楽しくなってくる
こんな明るくてエッチな子、普通に生活してたらなかなかお目にかかれないかもしれない
出会い系さまさまだ
「まずはお風呂入ろうか、お湯ためてくるよ」
「お風呂は終わってからでいいから、シャワー浴びて早くエッチしようよ」
ベッドに座ったままカーディガンを脱ぎ、カッターシャツのボタンを外す智恵
その積極さに嬉しくなり、俺もシャツを脱ぐ
時間は今13時を過ぎたところで、ラブホテルのフリータイムサービスを利用しているので17時まで居られる
まだ4時間もあるのに、もうはじめたいとは……
「智ちゃん、ほんまエッチやねぇ」
「え〜?エッチな女は嫌い?」
悪戯な笑みを浮かべてそう言ってきた智恵の肩に右手を回して抱き寄せる
そして耳元で言う
「大好きに決まってるやん」
言うと、俺は智恵の耳にキスをして、カッターシャツを脱がせた