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あかりと沙織
第3章 地獄への招待状(沙織編)
「沙織、今日食事でも行かない?」
同僚のあずさから声をかけられた。
「今日はちょっと予定が・・」
「そう言えば、地味目な服が多い沙織が露出の多い服着ているもんね!野暮用だな!」
あずさは、「じゃあね」と軽く声をかけ、会社を出た。
(露出が多い?・・・あぁ、胸の鼓動がとまらない・・・やっぱり私期待している・・・)
沙織は恐ろしさでの身体の震えと、同時に下腹の秘部に熱い疼きを感じていた。

3日前のことだった。帰宅して郵便受けを覗いてみると封筒が入っていた。(差出人がない?)
沙織は、嫌な感じがしたが、部屋に入り、封筒を開けてみた。
「写真?・・・いっ、いやぁ・・・・」
沙織は、思わず小さな叫び声をあげ、寒気が身体中に走った。全裸で縛られて、目隠しをされている女子高生。顔はわからないが、本人ならはっきりわかる。その写真は沙織自身である。
封筒の中の紙には、手書きの地図と文字が書いてあり、「Y駅で降りて、地図の場所に午後7時に来てください」と書いてある。(・・・あぁ・・・私、どうしたら・・・)

沙織は短期大学を卒業して、M銀行で働いて3年目、現在23歳になる。主に投資関係のアドバイザーをやっている。沙織は客の評判も良く、男性人気も高い。それは、もちろん美人であるということが一番の要因であることは間違いない。身長は身長164cm, B86,W57,H86のEカップ、脚もすらっとしていて長く、実際の身長より高く見せる。目がクリッとして澄んで美しく、髪はしっとり黒髪で肩の先まで延びている。そこまでの美人なら、ほかの女性からは疎(うと)まれそうだが、女性にも人気がある。容姿については女性も一目置いていて争うとする者がほとんどいない。それと沙織に笑いかけられると、女性でさえ魔法にかかったように自然とにやけ顔になってしまう程の愛くるしさを持っている。仕事は頑張り屋で、すごくできるというわけではないが、できなくはない。素直なので、先輩の女性社員にとっても可愛い子犬的な存在である。女性社員の間では、だれが沙織を射止めるかが話題になるほどの美人なのである。
沙織は実際に、口説かれることも多いが、社内でつき合ったことはない。大学時代に2人ほど付き合ったが長くは続かなかった。理由は何となくわかっていた。乱暴され、命令され、自分を惨めに犯してくれるサディストを身体が求めていることを・・・
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