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あかりと沙織
第7章 沙織23歳、牝犬銀行員として・・・
けんからのデートの誘いに沙織は少し困惑した。
会う覚悟を決めた時にSMプレイは想定していたもののデートは全く頭になかった。

まず2人は、タピオカのミルクティーで有名なお店に行き、次は、クレープのお店、そしてパンケーキで話題のカフェの中に2人はいた。
「けん様、甘党なんですか?」
「いや、それほどでもない」
「・・・では、私に気を使ってくれてます?」
「別に。ただ若い女の子とせっかく一緒なのだから、男だけでは入りずらい若い人に人気のあるお店にいきたいじゃないか。」
けんの発言にくすっと沙織は笑ってしまった。
「どうかしたかい?」
「いえ、そうだなぁと思って。沙織と一緒にいるから、普段行けない店に行くって当たり前ですよね」
沙織はけんと会って初めて笑いながら話し、緊張から解放され、肩の力が抜けるのを感じた。

時間は午後2時近くになっていた。
「夜はまともなもの食べよう。」
「何か食べたいものあるかい?」
「けん様の食べたいもので・・・」
「・・・そうだな。イタリアンと和食はどっちがいい?」
「・・・それでは、イタリアンでお願いします。」
「ちょっと待っていてくれ」
けんは店の予約をとりにお店の外に出た。
(なんか不思議だなぁ。昨日はあんなに過激なプレイしたのに・・・そのご主人様と今は普通のデートしている・・・
でも、こんな普通の気が張らないデートしたことなかったかも・・・こういうデートって女の子同士でしてると楽しいし、男の人とすると「どこ行きたい?」て聞かれて少し面倒と思うんことが多いんだけど、けん様勝手に決めちゃうし(笑)・・・今までの男性は沙織に気を使ってくれて、それはそれでありがいたんだけど疲れちゃうとこも多いんだよね・・・そう言えば、初めて沙織の意見聞かれたかも(笑))
「沙織、何笑っているの?」
「・・・なんでもありません」
沙織が物思いにふけっているところにけんが突然現れ、沙織は慌てた。

ディナーまでの空き時間をショッピングなどで2人は楽しんだ。
沙織の服とも会うと言われて、一万円はしないアメジストのピアスを買ってもらったり、お礼にと授業でも着れる様なカジュアルなシャツを沙織がプレゼントしたり、手を繋ぎながら公園をぶらつきながらフレンチキスなどしてちょっといちゃついてみたり、夜はイタリアンで軽くお酒を飲んだりと、本当に普通のデートを2人は楽しんだ。
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