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エンドレスサマー
第10章 初体験
 私は中指に付いた美香の淫汁の匂いを嗅ごうとして、それを鼻先に持って行こうとしたが、美香によって全力で阻止された。「変態先生」というありがたい言葉も同時に頂いた。
「じゃあ直接舐めるよ」
「直接?」
「そう、直接美香のおま×こを舐める」
「舐めれるの?」
「はぁ?」
「汚いとか思わない?」
「思わないよ。だって美香のおま×こだよ」
「先生、何度もおま×こなんて言わないでよ」
「美香も今言ったじゃないか、おま×こって」
「ばか」
「ばかで結構ですよ。じゃあ舐めるからな」
「……」
 両手をお腹の上で組んで、美香は診察される患者のようにベッドの上で仰向けになった。
 美香の脚を広げた。舐めやすいように、美香の両膝を立てる。美香の両脚がM字の形を作った。顔を美香の陰部に近づける。ほんのりと美香の女の匂いが鼻をくすぐった。
 こんな風に脚を立て股を広げても、美香の小陰唇は小さな翼を広げてくれない。綺麗なおま×こだと思う。産毛の様な陰毛。実は美香はこの陰毛で悩んでいた。
 中学三年生までツルツルのパイパンだったと言うのだ。そのせいで、同級生とお風呂に入ることができなかった。
 小旅行を計画している時に、美香はこう言った「先生、私あそこの毛が少ないの。ていうかほとんどない。それでもいい?」。私は「構わない」と答えた。陰毛の量の多い少ないで心変わりなどするわけがない。それを美香に伝えると「ああ、よかった」と言って胸をなで下ろした。
 割れ目に沿って舌を動かした。美香も舌の動きを避けるように腰を動かす。私の舌は美香の割れ目を逃さない。しばらくその状態が続いた。
「やばい」
 美香が声を漏らした。
「気持ちいのか?」
「……」
 美香は答えない。
「気持ちいいのか?」
 私はもう一度訊ねた。
「……ちょっと」
「ちょっと?」
「くすぐったかったけど……気持ちよくなった」
「嘘をつけ。ものすごく気持ちいいんだろ? 正直に言えよ」
「先生のばか」
「美香のエッチ」
「先生の方がエッチ」
「……」
 負けを認める。確かに私の方が厭らしい。
 もっと美香の深い部分を見たい、そして感じたい。
 私は美香の割れ目の両側に親指を当て広げてみることにした。ビラビラが小さい小陰唇が羽を広げた。その時だった。
「うっ」
 呻きでもなく叫びでもない、そんな声が私の口から漏れた。
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