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エンドレスサマー
第10章 初体験
 体を重ねることを繰り返していくことで、やがて美香は痛みよりも快楽に溺れていくことになる。
 女の性欲を否定するわけではないが、まだ十五の美香がそうなっていくことに私は戸惑う。清純を失わないで欲しいという願い、そして男根を受入れることに悦びを感じてほしいという希望。どういうわけかこの二つが、とてもうまい具合に私の中で平衡を保っている。
 ただ、時間はそんなことなど気にしない。確実に清純よりも女の性欲が質量を増していく。やじろべえは悦楽に手を引かれ傾く。
 そんなことが頭を過った。そして不思議な感覚に私は包まれた。それは私のペニスが感じるものだった。
 鬼頭しか美香の膣に受け入れてもらえていなかったのだが、少しだけ私のペニスは美香の秘宮を進んでいた。
「美香」
「何?」
「痛くないのか?」
「めちゃくちゃ痛いんだけど、どうして?」
「少し奥に入ったんだ」
「何が?」
「何がって……僕のおちんちん」
「えっ? 本当?」
「ああ」
「もう痛くてよくわからない」
「少し奥に行っていいかな」
「どうしようかな……じゃあ、ゆっくり」
「わかったよ」
 私は美香の膣に収まっているペニスを秘宮の奥にゆっくり押し込んだ。
「ちょっと待って!やっぱり痛い」
 美香は体を反らして、そう私に訴えた。
「それじゃあ、抜くよ」
「だめ!待って!」
「どうして? 痛いんだろ?」
「だんだん感じてきたの」
「何にを?」
「先生のおちんちん」
「僕のおちんちん?」
「うん、最初は痛くて何が何だかわからなかったんだけど、今感じるの。私のおま×こに入っている先生のおちんちん」
「我慢しなくていいよ」
「我慢する!」
 美香はそう叫んだ。
 私の硬いペニスが、美香の小さなおま×こを破壊しないように注意した。ゆっくりゆっくり美香の膣中を進む。
 美香の痛みは私にも通じている。美香のおま×この圧力で私の肉棒が押しつぶされそうになっている。膣肉の表面すべてが吸盤のようになって、私のペニスに吸い付いてくるのだ。 
 ペニスが奥に進めば進むほど吸盤の表面積は大きくなり、その分吸い付きも強くなる。発育途上のおま×こに私は驚くとともに感激している。これを味わう三十半ばの男はほとんどいない……はずだ。
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