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エンドレスサマー
第10章 初体験

数ミリ私のペニスが奥に進むだけで美香は痛いと絶叫した。枕を掴んでいた美香の手が、いつの間にか私の背中にやって来ている。悶絶の声を上げる度に、その手は私の背中を叩いたり、爪を立てるようにして背中にしがみつこうとした。幸い美香の爪は長く伸びていなかったので、背中に美香の爪痕が残ることはなかった。それでも美香がどれだけ痛いのか、私の背中は私に伝えてくれた。
「きつい」
思わずそう声を出してしまった。
「……」
聞こえていなかったのか、それとも痛みで声を出せなかったのかはわからない。美香は私に言葉の意味を訊ねてはこなかった。
「奥まで入ったぞ」
行き止まり、もうこれ以上進めない。
「うん、わかる」
どうしてわかるんだ? そう問いかけて美香を苛めるのは止めにした。私には美香の言葉が理解できる。
「動いていいか?」
「動く? どういうこと?」
「こういうこと」
私は腰を動かした。
「だめ! 痛い! 絶対にだめ!」
「じゃあ、抜こうか」
「おちんちんを抜くということ?」
「ああ」
「……もう少しこのままがいい」
「もう少しこのままか」
私は美香にキスをする。激しくない甘いキス。そして体を隙間なく合わせる。ようやく私と美香は一つになった。
その感動が私を狂わせた。独占欲、とでも言ったらいいのかもしれない。美香はもう私のものだ。まだ成熟していない美香の体に棲むことが許されるのは私だけだ。
そのためには美香の中で放出する。男の欲望の塊、どろどろとした白い液体。
放たれた精液が美香の子宮に到達できないことは残念だが、私のペニスが美香の膣に食いちぎられるような感覚の中で果てたい。
私は美香を裏切った。私は再び腰を動かしたのだ。
「痛い!先生、痛い!」
「我慢しろ。すぐ終わるから我慢するんだ」
凄んだ言葉に私自身も驚いた。所詮私も女の体の前ではただの男。理性を求められてもそれは無理というものだ。
「悪魔!」
「悪魔で結構。すぐに終わる。本当にすぐに終わるから」
「卑怯者!」
「……」
美香の罵詈雑言は続いた。その一つ一つに答えている余裕などない。美香のためにも早く終わらせなければならない。ただこういう時に限ってことが思うようには進まないものなのだ。
「きつい」
思わずそう声を出してしまった。
「……」
聞こえていなかったのか、それとも痛みで声を出せなかったのかはわからない。美香は私に言葉の意味を訊ねてはこなかった。
「奥まで入ったぞ」
行き止まり、もうこれ以上進めない。
「うん、わかる」
どうしてわかるんだ? そう問いかけて美香を苛めるのは止めにした。私には美香の言葉が理解できる。
「動いていいか?」
「動く? どういうこと?」
「こういうこと」
私は腰を動かした。
「だめ! 痛い! 絶対にだめ!」
「じゃあ、抜こうか」
「おちんちんを抜くということ?」
「ああ」
「……もう少しこのままがいい」
「もう少しこのままか」
私は美香にキスをする。激しくない甘いキス。そして体を隙間なく合わせる。ようやく私と美香は一つになった。
その感動が私を狂わせた。独占欲、とでも言ったらいいのかもしれない。美香はもう私のものだ。まだ成熟していない美香の体に棲むことが許されるのは私だけだ。
そのためには美香の中で放出する。男の欲望の塊、どろどろとした白い液体。
放たれた精液が美香の子宮に到達できないことは残念だが、私のペニスが美香の膣に食いちぎられるような感覚の中で果てたい。
私は美香を裏切った。私は再び腰を動かしたのだ。
「痛い!先生、痛い!」
「我慢しろ。すぐ終わるから我慢するんだ」
凄んだ言葉に私自身も驚いた。所詮私も女の体の前ではただの男。理性を求められてもそれは無理というものだ。
「悪魔!」
「悪魔で結構。すぐに終わる。本当にすぐに終わるから」
「卑怯者!」
「……」
美香の罵詈雑言は続いた。その一つ一つに答えている余裕などない。美香のためにも早く終わらせなければならない。ただこういう時に限ってことが思うようには進まないものなのだ。

