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エンドレスサマー
第11章 レオタード
 美香の陰部に目をやる。思った通り先ほどよりもシミの面積が広がっていた。そして悪魔が私に話しかける。私は悪魔に耳を貸し、悪魔の言うとおりに美香にこう命じた。
「美香、自分で弄っていいぞ」
「えっ?」
「だから自分で好きなように弄れよ」
「……いいの?」
「構わないさ。自分の体なんだ、好きなように弄ればいい」
「……御免なさい」
「……」
 なぜ謝るのか? 確かめたかったが、それを聞くことが怖かった。
 美香は目を閉じ、少しだけ脚を開いた。そして美香の右手が動き始める。行先はもう決まっていたみたいで、どこかに寄り道することなく、シミが広がる陰部に向かった。右手がレオタードの下に潜り込む。右手には何かが憑りついたようだ。美香の人格を乗っ取った性神が美香を快楽の底に落とそうとしている。
 美香の左手はレオタードの上から乳首を弄っている。
 私はペニスをしごきながら美香の陰部に目をやる。美香の右手がどう動くのか? 私は瞬きすることを忘れて美香の右手の動きを探る。
 美香の右手は私の代用品なのだ。美香のおま×こは、私だけに与えられたある意味性地(せいち)。私は、私のものを一時美香の右手に貸してやる。
 クリの上を人差し指と中指でぐるぐる回す。そのリズミカルな動きに私は驚き嫉妬した。私の知らないところで、美香の右手は美香を恍惚の淵に落としていた。「毎日やっているのか?」そう訊ねたかったが、我慢した。
 指がぐるぐる回る度に、体が捩れる。そしてほんの少し腰が浮く。永遠にその動きが続くのかと思ったときだった。クリの上を動いていた中指だけが動きを止て違う場所に向かった。違う場所……中指は躊躇うことなく美香の秘穴に向かった。
 中指の第一関節、いや第二関節までが秘液を噴き出している穴に潜り込んだ。そして中指が運動をする。秘穴を出たり入ったり、それを繰り返す。
 美香の秘穴に招き入れられるものは、私のペニスであり私の舌であり指である。それ以外のものがここに立ち入ることを私は認めないし許さない。だから……だからたとえ美香の右手の指であったとしても、私にはそれが我慢ならないのだ。私だけが立ち入ること許された性地。そこを美香の指が勝手に入り込んで、美香を悦楽に導く。
 許せない。受け入れがたいことであるが仕方がないことでもある。美香と美香に憑りついた性神を切り離すことはできない。
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