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エンドレスサマー
第12章 エンドレスサマー
「先生のおちんちん、もうカチカチだよ」
「……」
「誰のお陰?」
「……」
「ねぇ、誰のお陰なの?」
「美香だよ」
 交わるときの意地悪な妻に興奮する。
「舐めてあげようか?」
「ああ」
「ああ? ってどういう意味?」
「そういう意味だよ」
「そういう意味って?」
 目を開けると妻の小悪魔な目が私を待っていた。
「そういう意味は、そう言う意味だ」
 意地悪な妻に付き合う。それは妻のためにではなく自分のために。
「あっ、思い出した」
「何を?」
「中学のときの先生の言葉」
「僕の? 何と言ったんだ?」
「学年で一番数学ができる子が、黒板で問題を解いたの。先生それを見てこう言ったわ『何だか抽象的でわからないな。もっと具体的に説明してくれ。数学は曖昧さを嫌うんだ』ってね」
「本当に僕はそんなことを言ったのか? でもよく覚えているな」
「言いました。だから具体的に言って欲しいの。もう一度言うよ。先生、舐めて欲しい?」
「舐めてくれ」
「だめだめ。もっと具体的に言って。何を舐めて欲しいの?」
「参ったよ。僕のちんぽ舐めてくれ」
「舐めてくれ? って誰に言ってるの?」
「僕のちんぽを舐めてください。これでいいだろ」
「ぎりぎり合格」
 妻はそう言って僕のペニスを口に含もうとしたのだが。
「どうかしたのか?」
「さっきやったときの匂いが残っている」
 妻はそう言って私のペニスに鼻を近づけてくんくん匂いを嗅いでいる。
「シャワー浴びてくるよ」
「そんな必要ないわ」
「いいのか? 臭いだろ」
「慣れました」
「慣れた? ははは」
「何笑ってんの? 先生のばか」
「悪かった。美香、僕の臭いちんぽ舐めてください」
「了解」
 鬼頭に妻の口の温もりが伝わる。妻の舌が鬼頭を這いまわる。それからペニスの半分くらいまでを咥えて妻は顔を上下に振りながら私のペニスをしゃぶる。
 いつものパターン、ただその中にも微妙な変化がある。それは強さであったり、思いがけない口撃(こうげき)であったり。
 私は十五の妻の体と妻の性癖(のようなもの)を知っている。だから私には分かるのだ。妻は交わる度にセックスに対して貪欲になっている。確かにそれは歓迎すべきことなのだが(ベッドの中だけで)、戸惑う自分もまたいるのだ。
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