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言葉に出来ない
第7章 I LOVE YOU〜亮平
程良いテンポで、次の料理が出されて、
料理の話で盛り上がり、
また、翌日の話をしてという流れで会食は進んだ。
食後のデザートの前に、
俺が持ち込んだノートパソコンで繋いで、
アメリカに居る美由ちゃんのご両親とも顔合わせを画面越しですることが出来た。
父さんや兄さんは、
専門は違うけど学会が何かで面識があるようで、
特に父さんは年齢も近くて楽しそうに話をしていて、
早くお会いしたいという感じだった。
いつもおっかないばあちゃんも、
皺皺の顔で笑いながら、
「二人の誕生日に結納はよろしおすなぁ」と言う。
母さんは最後まで一言も声を発することはないままで、
顔合わせは終わった。
「桜子さん?
今夜は久し振りに母娘でゆっくりしない?
貴方、亮平さんと一緒のお部屋に移動してくださる?」と、
じいちゃんに言って、
タクシーでホテルに戻ることになった。
こっそり美由ちゃんとイチャイチャ出来るかなと思っていたけど、
じいちゃんと寝るなんて滅多にないし、
まだまだ、医師としては現役のじいちゃんと話をするのも良いかなと思った。
きっと、ばあちゃんが、
母さんの気持ちを聴いてくれるんだろうとも思いながら、
ホテルに戻って、
フロントで母が合流したから部屋割りが変わることと、
アメニティの追加を頼んだりした。
美由ちゃん達も少し遅れてタクシーで戻ってきた。
まだ、紅い顔をしているみたいだったから、
「バーラウンジで、
コーヒーか紅茶でも、飲もうか?」と誘うと、
「いってらっしゃい。
わたくし、先にお風呂、済ませておくわね?」と、
美由ちゃんのお祖母様が笑った。
料理の話で盛り上がり、
また、翌日の話をしてという流れで会食は進んだ。
食後のデザートの前に、
俺が持ち込んだノートパソコンで繋いで、
アメリカに居る美由ちゃんのご両親とも顔合わせを画面越しですることが出来た。
父さんや兄さんは、
専門は違うけど学会が何かで面識があるようで、
特に父さんは年齢も近くて楽しそうに話をしていて、
早くお会いしたいという感じだった。
いつもおっかないばあちゃんも、
皺皺の顔で笑いながら、
「二人の誕生日に結納はよろしおすなぁ」と言う。
母さんは最後まで一言も声を発することはないままで、
顔合わせは終わった。
「桜子さん?
今夜は久し振りに母娘でゆっくりしない?
貴方、亮平さんと一緒のお部屋に移動してくださる?」と、
じいちゃんに言って、
タクシーでホテルに戻ることになった。
こっそり美由ちゃんとイチャイチャ出来るかなと思っていたけど、
じいちゃんと寝るなんて滅多にないし、
まだまだ、医師としては現役のじいちゃんと話をするのも良いかなと思った。
きっと、ばあちゃんが、
母さんの気持ちを聴いてくれるんだろうとも思いながら、
ホテルに戻って、
フロントで母が合流したから部屋割りが変わることと、
アメニティの追加を頼んだりした。
美由ちゃん達も少し遅れてタクシーで戻ってきた。
まだ、紅い顔をしているみたいだったから、
「バーラウンジで、
コーヒーか紅茶でも、飲もうか?」と誘うと、
「いってらっしゃい。
わたくし、先にお風呂、済ませておくわね?」と、
美由ちゃんのお祖母様が笑った。