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言葉に出来ない
第7章 I LOVE YOU〜亮平
何から話をしようかと考えていると、
頭が爆発しそうになる。
でも、美由ちゃんの優しい笑顔を観て、
最初に言ったのは、
「今日の弁当も、凄く美味しかったよ。
ありがとう」だった。
「まあ。
ありきたりの、茶色いオカズばかりだったのに!
今日のお弁当は…」と言うから、
そんなことないと慌てて言った。
「でもさ。
あの時間に届けてくれるってことは、
凄く早起きしてくれてると思って。
美由ちゃんの身体が心配でさ」と続けてみると、
「常備菜、作ってあるし、
カールも早起きだから
大丈夫ですよ?」と笑う。
「でも、心配だから、
俺、ここに下宿させて貰ったらどうかなって思ったんだ。
ゲストルーム借りるか、
美由ちゃんのアトリエでも。
あそこなら独立してるから…」
と言うと、
「アトリエはカウチソファだけでベッドもないし、
バスルームもないから…。
この前のゲストルームの方が、
過ごしやすいし、安眠出来るんじゃないですか?」と心配顔で言う。
「あ、お祖母様。
美由ちゃんにその…、不届きなことはしませんので。
結婚するまでは大切にしますから!」と言うと、
美由ちゃんは紅い顔をして、下を向いてしまった。
「不届きって…。
結婚するんだから、
良いんじゃないの?
美由さんが良ければですけどね?
そちらの相性が良いかも、
結婚生活にはとても大切よ?」と、
お祖母様が澄ました顔で言うから、
俺の方が今度は紅くなってしまう。
「いや。
でも、それは…、やっぱり…」とモグモグ言うと、
お祖母様は声を上げて笑うと、
「何もされないのも、
魅力がないのかと、
要らない心配することもありますからね?
ねえ?
美由さん?」と言うと、
美由さんは更に紅い顔をしてしまう。
「魅力がないなんてこと、ないよ。
むしろ、我慢するのも大変で…。
うわ。
俺、何を言ってるんだ?
我慢したら、もっと気持ち良くなるかなとか…」
ダメだ。
墓穴を掘った感じだ。
「まあ、わたくしの見えない処で、
キスでもハグでもすれば良いわよ?」と、
締め括られてしまった。
頭が爆発しそうになる。
でも、美由ちゃんの優しい笑顔を観て、
最初に言ったのは、
「今日の弁当も、凄く美味しかったよ。
ありがとう」だった。
「まあ。
ありきたりの、茶色いオカズばかりだったのに!
今日のお弁当は…」と言うから、
そんなことないと慌てて言った。
「でもさ。
あの時間に届けてくれるってことは、
凄く早起きしてくれてると思って。
美由ちゃんの身体が心配でさ」と続けてみると、
「常備菜、作ってあるし、
カールも早起きだから
大丈夫ですよ?」と笑う。
「でも、心配だから、
俺、ここに下宿させて貰ったらどうかなって思ったんだ。
ゲストルーム借りるか、
美由ちゃんのアトリエでも。
あそこなら独立してるから…」
と言うと、
「アトリエはカウチソファだけでベッドもないし、
バスルームもないから…。
この前のゲストルームの方が、
過ごしやすいし、安眠出来るんじゃないですか?」と心配顔で言う。
「あ、お祖母様。
美由ちゃんにその…、不届きなことはしませんので。
結婚するまでは大切にしますから!」と言うと、
美由ちゃんは紅い顔をして、下を向いてしまった。
「不届きって…。
結婚するんだから、
良いんじゃないの?
美由さんが良ければですけどね?
そちらの相性が良いかも、
結婚生活にはとても大切よ?」と、
お祖母様が澄ました顔で言うから、
俺の方が今度は紅くなってしまう。
「いや。
でも、それは…、やっぱり…」とモグモグ言うと、
お祖母様は声を上げて笑うと、
「何もされないのも、
魅力がないのかと、
要らない心配することもありますからね?
ねえ?
美由さん?」と言うと、
美由さんは更に紅い顔をしてしまう。
「魅力がないなんてこと、ないよ。
むしろ、我慢するのも大変で…。
うわ。
俺、何を言ってるんだ?
我慢したら、もっと気持ち良くなるかなとか…」
ダメだ。
墓穴を掘った感じだ。
「まあ、わたくしの見えない処で、
キスでもハグでもすれば良いわよ?」と、
締め括られてしまった。