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言葉に出来ない
第2章 これって好きってこと?〜美由
私のことなんて、なんとも思ってないだろうな。
そんなことを考えてたら、ちょっとした悪戯心が起こってしまって、
翌日、3年に一度、実行しているヘアードネーションの為、美容室に行った。
「あれ?
いつも、7月じゃなかった?」と、
担当の方が言うけど、
微妙に笑って受け流した。
ショートボブになると、
少し顔がコドモっぽくなってしまって、
思わず、笑ってしまう。
「んー。
ピアスはしてなかったですよね?
イヤリングとかした方が良いかな。
こうやって、片方、耳に掛けても可愛いかな?」と言われる。
「可愛い?」
「うん。
可愛いですよ」と鏡越しに言われて、
少し恥ずかしくなってしまう。
「ピアスは…ちょっと怖くて…」と言うと、
「全然平気ですよ?
ほら、私なんていくつも開けてる。
最初のは高校の時に安全ピンで…」と言われて、
ビックリして震えてしまうと、
「あ。
その後はちゃんとショップとかに行きましたよ。
でも、暑くなる時期は膿んじゃうこともあるし、
病院でやって貰った方が安全かな?」と言う。
さて。
髪を切ったことに気付いてくれる?
こんなに切ったんだから、
流石に判るよね?
ピアスは流石に怖いかな?
父が卒倒しちゃうしね?
あ…。
お洋服、どうしよう?
髪を切ったら、
なんとなくいつもの服が似合わない気がする。
でも、見慣れないからかしら?
多分、高木先生、何を着ていても気にしない感じだし。
そんなことを考えながら、
土曜日を迎えた。
そんなことを考えてたら、ちょっとした悪戯心が起こってしまって、
翌日、3年に一度、実行しているヘアードネーションの為、美容室に行った。
「あれ?
いつも、7月じゃなかった?」と、
担当の方が言うけど、
微妙に笑って受け流した。
ショートボブになると、
少し顔がコドモっぽくなってしまって、
思わず、笑ってしまう。
「んー。
ピアスはしてなかったですよね?
イヤリングとかした方が良いかな。
こうやって、片方、耳に掛けても可愛いかな?」と言われる。
「可愛い?」
「うん。
可愛いですよ」と鏡越しに言われて、
少し恥ずかしくなってしまう。
「ピアスは…ちょっと怖くて…」と言うと、
「全然平気ですよ?
ほら、私なんていくつも開けてる。
最初のは高校の時に安全ピンで…」と言われて、
ビックリして震えてしまうと、
「あ。
その後はちゃんとショップとかに行きましたよ。
でも、暑くなる時期は膿んじゃうこともあるし、
病院でやって貰った方が安全かな?」と言う。
さて。
髪を切ったことに気付いてくれる?
こんなに切ったんだから、
流石に判るよね?
ピアスは流石に怖いかな?
父が卒倒しちゃうしね?
あ…。
お洋服、どうしよう?
髪を切ったら、
なんとなくいつもの服が似合わない気がする。
でも、見慣れないからかしら?
多分、高木先生、何を着ていても気にしない感じだし。
そんなことを考えながら、
土曜日を迎えた。