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言葉に出来ない
第3章 愛の中へ〜亮平
シャワーを浴びて、少し考えて、
オックスフォード地のブルーのシャツにチャコールグレーのパンツを履いて、
念の為に紺色のジャケットを持った。
俺の定番の、
比較的ちゃんとした服。
この上は、ダークスーツしかない。
服とか面倒だし。
うん。
大丈夫だよな?
一応、ブルックスブラザーズのヤツだ。
ネクタイは好きじゃないからしないけど、
シャツはクリーニングから戻りたてのシャキッとしたヤツ。
靴もキチンと磨いてあるイタリア製のヤツ。
靴は好きで、
手入れだけはバッチリだ。
途中のガソリンスタンドで給油して、
洗車もして貰う。
自分ですると、
汗だくになりそうだから、頼んでしまう。
きっちり、3分前に到着すると、
すぐにアトリエのプレートが掛かっているドアが開いて、
鍵を締めてニコニコして会釈をしてくれる。
俺は外に出て、
彼女の為に助手席のドアを開けてあげてから、
運転席に乗り込んだ。
取り敢えず、車を走らせる。
ほら、ご近所の五月蝿いオバサン達に見られると、
なんか言われたりするって言ってたから。
大通りに入る前に車を停めて、
「あ!
何処に行こうか?
行きたい処、ある?」と訊くと、
「何処でも良いですよ?
私、引きこもりだから、あまり、詳しくないので…」と笑う。
「門限ある?
夕食、家で食べないとダメかな?」
「門限なんて…。
私、そんな歳じゃないですよ?
夕食も、外でして来るかもしれませんと言ってきました」と、
嬉しいことを言ってくれる。
「じゃあ、海でも観にいこうか?」と言うと、
とても嬉しそうな笑顔を見せてくれる。
自分も嬉しくなってしまって、
ニヤけそうになるのを抑えて、
ぶっきらぼうにナビに、目的地を打ち込んでみた。
そうだ。
音楽だ。
と思って、取り敢えずFMを掛けてみると、
軽快な洋楽が流れた。
「じゃあ、行こうか?」と言って、
車を発進させた。
オックスフォード地のブルーのシャツにチャコールグレーのパンツを履いて、
念の為に紺色のジャケットを持った。
俺の定番の、
比較的ちゃんとした服。
この上は、ダークスーツしかない。
服とか面倒だし。
うん。
大丈夫だよな?
一応、ブルックスブラザーズのヤツだ。
ネクタイは好きじゃないからしないけど、
シャツはクリーニングから戻りたてのシャキッとしたヤツ。
靴もキチンと磨いてあるイタリア製のヤツ。
靴は好きで、
手入れだけはバッチリだ。
途中のガソリンスタンドで給油して、
洗車もして貰う。
自分ですると、
汗だくになりそうだから、頼んでしまう。
きっちり、3分前に到着すると、
すぐにアトリエのプレートが掛かっているドアが開いて、
鍵を締めてニコニコして会釈をしてくれる。
俺は外に出て、
彼女の為に助手席のドアを開けてあげてから、
運転席に乗り込んだ。
取り敢えず、車を走らせる。
ほら、ご近所の五月蝿いオバサン達に見られると、
なんか言われたりするって言ってたから。
大通りに入る前に車を停めて、
「あ!
何処に行こうか?
行きたい処、ある?」と訊くと、
「何処でも良いですよ?
私、引きこもりだから、あまり、詳しくないので…」と笑う。
「門限ある?
夕食、家で食べないとダメかな?」
「門限なんて…。
私、そんな歳じゃないですよ?
夕食も、外でして来るかもしれませんと言ってきました」と、
嬉しいことを言ってくれる。
「じゃあ、海でも観にいこうか?」と言うと、
とても嬉しそうな笑顔を見せてくれる。
自分も嬉しくなってしまって、
ニヤけそうになるのを抑えて、
ぶっきらぼうにナビに、目的地を打ち込んでみた。
そうだ。
音楽だ。
と思って、取り敢えずFMを掛けてみると、
軽快な洋楽が流れた。
「じゃあ、行こうか?」と言って、
車を発進させた。