この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
言葉に出来ない
第4章 愛を止めないで〜美由
「結婚したの?
あら、まだなんだ。
亮平くん、いくつになったの?
そう。
それじゃ、そろそろでしょうに。
あ、奥の離れで少し、休むかい?
雨に濡れて、疲れたんじゃないの?」と言われて、
2人で顔を見合わせる。


「離れの土間の処なら、
その大きい犬も大丈夫だから。
こっちの玄関だとね。
お父さん、帰ってきたらびっくりするし。
ほら、猫は居るけど、
犬は柴サイズしか飼ったことないからね。
しかも、外犬だし」と笑われる。


「乾燥まで、掛けて大丈夫かね?
ダメなモノだけ、取り出して、
あとはアイロンかね?」と言われて、
下着だけ取り出して、
洗濯表示を確認して、
「残りは乾燥、大丈夫です」と伝えると、
小さいアイロンとアイロン台を持たせてくれて、
離れにカールと一緒に入った。


手前の襖を開けると、和室があって、
その隣には低めの大きいベッドが1つあった。


亮平さんは少し困った顔をして、
手前の和室で、座卓の前に正座していた。


「亮平…さん?
どうしたんです?」と言うと、


「ごめん。
おばちゃんが勘違いっていうか、
物凄く気を利かせたつもりで、
2人でイチャイチャすると思って、
離れを勧めてくれたけど、
ほら。
純潔な指輪の誓いがあるからさ。
でも、なんか、俺、
ちょっと興奮しちゃってて。
美由ちゃんは、ベッドでお布団にくるまって休んでると良いよ。
俺、こっちで畳で大の字になるから」と言った。


「畳じゃ、硬いし…。
お布団なかったら、
風邪、ひいちゃいますよ?
ベッド広いし、
ご一緒します?」と言うと、

「いやいやいや。
ダメだよ。
俺、そこまで耐えられるか、自信ないから」と困った顔をする。


「じゃあ、私がこっちで。
身体、小さいから、
お座布団並べれば大丈夫です」と笑うと、

「だったら、一緒に寝よう?
その代わり、
俺の手、縛っておいて?」と真剣な顔で言った。
/140ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ