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言葉に出来ない
第6章 I LOVE YOU〜美由
「あ…れ…?
美由ちゃん?
…寝ちゃったのか」と小さく苦笑する亮平さんの声は、
私には届いていなかったけど、
温かい腕に包まれて朝まで安心した気持ちで眠ることが出来た。

誰かと一緒に眠るなんて、
未だかつてない事で、
なんだか信じられなかった。


朝、ふと目が覚めて、
暫く亮平さんの寝顔を薄明かりの中、観ていた。


思っていたより、
睫毛が長くて少し驚いたり、
少し癖がある髪にそっと触れたり、
ゴツゴツした喉仏を見たりしていたら、
亮平さんが少し動いて、片目を開けた。

驚いて目を閉じてみたけど、
起きていたことに気づいて、

「どうしたの?
眠れなかった?
俺、イビキとか酷かった?
久々にお酒、飲んだからな…」と言って、
私を引き寄せるようにして抱き締める。


「もうちょっと、寝てても大丈夫かな?」と言って、
頬にキスをしながら、
目を閉じてしまう。


私も亮平さんの腕の中ですっぽりくるまって、
目を閉じるけど、
ちょっとドキドキしてしまって眠れそうになかった。


「亮平さん?
私、朝食の支度、してきますね?
あ、多分、昨日お洗濯しておいたお着替えも乾いてると思うので、
持って来ますから、
亮平さんはもう少しゆっくりしててくださいね?」と言うと、
目を開けて、

「じゃあ、おはようのキス、して?」と言うので、
チュッと頬にキスをすると、

「ダメダメ。
唇にして?」と言うので、
そっとキスをすると、
抱き締められてしまって、
とても濃厚なキスをされてしまった。


「んっ…。
あっ…んっ…」

声が出てしまうけど、
それを唇で遮るように、
更にキスをされると、
身体の奥がムズムズするような感覚がした。


亮平さんの手が、
そっとパジャマ越しの私の胸を弄るようにされると、
唇が開いてしまって、
もっと亮平さんの舌を探りたくなってしまう。


亮平さんの大きな手でゆっくり揉まれると、
胸の先端がむず痒いような、変な感じがする。



「寝る時はブラジャーしないんだね。
柔らかくて気持ち良いな。
でも、これ以上はダメだな。
俺、そこまで自制心ないから…」と言って、
そっと額にキスして、

「こっそり、部屋に帰ってから、
キッチンに行くんだよね?
お祖母様に見つからないようにね?」と、
悪戯っぽくウィンクをすると、
私を起こしてくれた。
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