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唐草の微睡み
第4章 甘い沐浴
太陽の光に照らされて、湖の水面はキラキラと光り、心地良い水温が花凛の身体を包み込む。

「後が残らなければ良いが。」

龍星は地面に転がされて擦り傷だらけになった、花凛の身体を心配そうに撫でてくれる。

「ほら。綺麗になった。」

泥だらけだった顔も身体も綺麗になった。

「花凛。綺麗だよ。」

身体を優しく撫でる手が、だんだんと花凛の下半身に
近づいてくる。

「りゅ、龍星?!」
ビクッと身体を強張らせる。

「じっとしてろ!」
龍星の語気が強くなる。


花凛は目をぎゅっと瞑る。
緊張から身体が強張ってしまう。

「力抜いて。足開いて。」

龍星が優しく囁く。

「目開けてこっち見て。」
「えっ?!」

目を開けて龍星の顔を見上げた瞬間、龍星の唇が花凛の唇をふさぎ、熱い舌が花凛の口腔内を犯してきた。

「あっ…龍星…」

ふっと力が弛んだあの部分に、すかさず龍星の手が入り込んでくる。

「…っあっ!」
「動くな!」

龍星の指は、花凛の敏感な部分を的確に捕らえ、放してくれない。

「っ…んぁっ!」

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