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誰も知らない君の顔
第6章 恍惚
下心満載の俺は仕事してますよ!アピールをしながら部署フロアーを後にし、22階の会議フロアーに人目を気にしつつも潜入した。
「超スリルあるー!」
誰もいないフロアーは気味が悪い程に静まり返っている。
この薄暗い階には給湯室が三ヶ所あり、俺が指定した南側は一番奥にあり入り組んでいる。そう、人目に一番付きにくく、ナニをするには持って来いの穴場なのである。
「先客とかいねーよな?」
来るかも分らない彼女を待つべく、給湯室に耳を当て物音などを確認してから中に入る。
「いっ!?」
「・・・・・・」
誰もいないと思ってた・・・にも関わらず、俺より先に彼女が待っていた。
「来ないかと思ってた」
薄暗い給湯室で俯いて・・・まるで幽霊みたいにボーッと突っ立っている彼女は、少し恥じらう仕草を見せた。
「仕事は?大丈夫なの?」
「は、はい・・・」
昨日の感覚が忘れられない身体が勝手に反応する。
背後から抱き寄せると、身体を強張らせた彼女の耳元に唇を寄せ、また焦らすように反応を伺った。
「超スリルあるー!」
誰もいないフロアーは気味が悪い程に静まり返っている。
この薄暗い階には給湯室が三ヶ所あり、俺が指定した南側は一番奥にあり入り組んでいる。そう、人目に一番付きにくく、ナニをするには持って来いの穴場なのである。
「先客とかいねーよな?」
来るかも分らない彼女を待つべく、給湯室に耳を当て物音などを確認してから中に入る。
「いっ!?」
「・・・・・・」
誰もいないと思ってた・・・にも関わらず、俺より先に彼女が待っていた。
「来ないかと思ってた」
薄暗い給湯室で俯いて・・・まるで幽霊みたいにボーッと突っ立っている彼女は、少し恥じらう仕草を見せた。
「仕事は?大丈夫なの?」
「は、はい・・・」
昨日の感覚が忘れられない身体が勝手に反応する。
背後から抱き寄せると、身体を強張らせた彼女の耳元に唇を寄せ、また焦らすように反応を伺った。