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アナストロフィ
第4章 爆発
おかしいわねぇ…有彩ちゃん、確かこのあたりに来たような…
歩くのが早い子ね。
ま、いいわ。
何だか様子がおかしかったからな。あの子
他の人は気づいていなかったみたいだけど…
…奥さん。
志帆は背後から声をかけられた。
キャッ!びっくりしたぁ…
驚かせないでよッ!
志帆は半分泣きべそをかいて、男の胸を叩いていた。
あなたもほんとに暇な男ね。
わたしの周りにばかりまとわりつくみたいに。
だって奥さんにしか興味ありませんから…おれ
ドキッ!
奥さんも俺に興味が大ありって顔ですよ。笑
な、な、な、何を言ってんのよ!
成宮は両腕を後頭部に持っていき
志帆と並んで歩いていた。
図星でしょ?動揺してますね〜
ば、ば、馬鹿な事を言わないでくださいます?
…と志帆は成宮を突き飛ばした。
うわッ…何すんですかぁ
成宮はわざと持っていたコーヒーをシャツにぶちまけた。
ご、ごめんなさい。ちょっとシャツ脱いでッ
志帆は目の前の公園に向かい走り出すと真っ先にトイレに向かう。
これ、落ちるかしら…
《奥さん…背中がガラ空きですよ…》
ふわッ…ギュッ
成宮は志帆を背後から抱きしめた…
や、やめて…ください…
《男くさい…たまらない…ヤバいかも…わたし》
志帆は成宮の腕を引き剥がそうと力を入れるが…
《抵抗してない…イケる》
あッ!あッ!ああッ!もっとぉ!ぁぁッ!凄いッ!
個室の便器に手を付いて尻を突き出す志帆を
背後から爆突きする成宮…
バチッ!バチッ!ぱち…
気持ちいい…気持ちいい…気持ちいいいいいッ!
にゅるる…にゅるる…陰唇の襞は成宮の竿をガッチリと挟みこみ
内部の肉壁は締め上げる…
うッ…キツ…ニュルつきやがるッ…気持ちいい
裏筋を挟み込むなよ…気持ちよすぎる…
なんだ…この女は…最高の肢体じゃねえか…
ギンギンになりやがる…俺のコイツがよ
志帆は20分間突かれまくり、ヘタって便器にしがみついて
しゃがみ込んで、ピクピクと震わせている。
あ、あなた…凄すぎるわ…
これを求めていたんじゃないのかい?奥さん
え?…ええ…みとめるわ…
頭じゃなくて、身体が反応してる…
わたしも女なんだわ…
身体が求めてる…
もうわたしダメになりそう…
引き返せない…戻れそうにない…
成宮と志帆は腰を震わせながらトイレを後にした…
おとうさま…行ったようですわよ。
ずいぶんと激しかったな…お隣の個室のカップル。
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