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僕たちの大切な人
第3章 愛の手



一馬君とは実は小さい頃に会った事あったなんてすごーく運命的だったのにぃ…。


きっと一馬君に触っても大丈夫なのは小さい時から一馬君の事好きだったからかなぁ?
ちゃんと一馬君の事思い出したら改めて告白しよう!そうする!断られるのわかってるけど絶対にするもん…


乗り換えを1回だけして小さい頃に住んでた最寄りの駅に到着した。


懐かしい…ここの駅前よく来たなぁ。


その時ケータイが鳴った。


うわぁ…まさ君だ…。抜け出したのバレちゃってる!
でも!もうここまで来ちゃったんだから!ここまで来たら怒られてもいいもん!


私の意志はカタいよ!


電話には出ずに、電源を切った。


私は記憶を辿ってあの公園に向かった。

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