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僕たちの大切な人
第4章 君に発情警報!


放課後。

掃除当番で下駄箱の掃除を終えて、図書室に向かった。

理人君…鞄なかったし帰っちゃったよね。

図書室に着くと、返却された本の山がなかった。
当番の仕事はその日返却された本の片付けと放課後に本を借りに来る生徒の貸し出し手続き。

今日は返却の本なかったのかな?


カタンッ

「お!掃除終わった?」

「か、帰ったんじゃなかったの?」

「何で帰るんだよ!俺、まだボケてないよ?昼休み言われた事くらい覚えてるって」

「そ…そっか…本戻してくれたんだぁ」

「あぁ…これで終わり」

「……じゃあ、あと受付は私やるから…」

「だーかーら!俺も当番なんだから俺もやるって!それに、1ヶ月当番しないといけなくなったの俺のせいだし…」

理人君はそう言ってドカッと椅子に座った。

「…用事あったら私に任せちゃっていいからね?」

「それなら三宅もな?」

私が放課後用事があることなんてないけど…。

理人君は座った椅子の隣の椅子を叩いた。

「三宅も座れよ」

「あ…うん…ありがとう」

理人君の隣に座ると、図書室に二人きりだという事を急に意識してしまう。

「三宅…今日最初に話した時より普通に話せるようになったな?」

「へ!?そ、そうかな……」

「俺やかましいし、嫌われてんのかと思った」

「そんな事…ないよ///」

むしろ…もう…すごく萌えてます。
早く理人君の裸体画描きたくて仕方ない…

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