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僕たちの大切な人
第4章 君に発情警報!
私の事を離した理人君は突然顔を覆っている私の手をグイッと引っ張って顔から外した。
「やッ……見ないで……私…理人君の顔見れないから…そのままゲーム持って帰って…」
「…好きな子が俺の身体に興味もってくれてんのに帰れるかよ」
理人君はそう言って私の涙を指で拭った。
「好きな…子?」
「………///」
理人君の顔は真っ赤だ。
ウソ…理人君が私の事……好き?
「な…何かの間違えじゃ……」
「間違いじゃねぇよ」
「だって…私…便所飯って言われてるのに……理人君の事妄想し過ぎてこんな漫画描いちゃったのに…」
「ダァァッ!顔好みで、気合って、一緒に過ごすの楽しくてもっと一緒にいたくて…美空の事考え過ぎて寝不足になって……これが好きじゃなかったら何なんだよ?」
理人君にグッと腰を引き寄せられると、理人君の足の上に乗ってしまった。
「あ…降りッ…」
私はギュッと抱き締められていた。
「……俺だって美空のエロい妄想毎晩してるし」
「へ///…嘘ぉ…///」
「襲われるより、美空の事襲いたいんだけど…俺が襲われる方がいいの?」
「えっと///……理人君に襲われたいです///」
一度離れると、理人君は私の顎を持った。
わぁ…///今度こそキスだぁ………
ドクンッ…ドクンッ…
「……心臓鳴り過ぎ///俺まで緊張するだろ!」
「そんな事言ったってドキドキしないなんて無理だもん///」
心臓の音聞こえちゃってる…恥ずかしい…///