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僕たちの大切な人
第1章 僕たちの大切な人



帰ってからも萌の事ばかり考えてしまう…。


メイドの桜とセックスをするときも完全に桜を萌と重ねていた。
最低だけど、桜に萌への気持ちをぶつけるように身体を重ねた。


「…ハァハァ……萌……」

「んぁあッ…ふわぁ?」

「あ…悪い………」

「……いいえッ…結翔様にも気になる女の子出来たんですかぁ?」

「そういうわけじゃ…ないけど…」

すると桜に頭をポンポンと撫でられる。

「ふふふ…桜の事その人だと思っていただいて構いませんよぉ…みんなには内緒にしておきますっ…」

「……桜ぁ」

成瀬は言わないけど桜は成瀬の一番のお気に入りだった理由がわかる。
成瀬の身体が一番受け入れているのが桜だと成瀬の身体からめちゃくちゃ伝わってくるんだ。

だから桜にだけは反応出来るのか…?


結婚するまで特定の彼女は作らないって言ってたくせに。


でも、メイドと恋愛するなんて難しいのか?
難しいんだろうな。。


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