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僕たちの大切な人
第1章 僕たちの大切な人
次の日の事だ。
「今日一度俺も家に行く」
「え?あぁ…」
「どえせメイドの世話もちゃんと出来てないんだろ?」
「いや!桜だけは毎日ヤってる!世話って飼ってんのかよ?」
「……バカ、全員平等に相手してやれないなら添い寝付けるな」
「だって入れ替わる前と出来るだけ変わらないように俺だって頑張ってるんだけどさぁ…桜くらいしかお前の身体受け付けないしさぁ」
「そんなわけないだろ。気持ちの問題だよ」
「……っつーか桜って何歳なの?他のメイドに比べて若いよな」
「俺達と同じ歳だよ。うちで援助している孤児院の子で中学卒業してからうちで住み込みで働いてる」
「まじで?同じ歳であんなすごい奉仕できるのか!すげぇ…」
「誰が仕込んでると思ってるんだ?」
俺と成瀬で成瀬の家に行く。