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僕たちの大切な人
第4章 君に発情警報!


ゲームは四人で遊べるパーティゲームで、かなり盛り上がった。

すごく楽しくて時間はあっという間に過ぎていく。


「そろそろお夕飯にしよーー!今日は杏がみんなの分作りまーす!」

「………さっきの買い出しの袋の中のもん?」

「言っちゃ駄目!!絶対美味しいもん!」

「まぁ…美味しいけどね」

「言っちゃ駄目って…ほどのもんじゃないだろ」

呆れ顔の理人君と、苦笑いの一馬君。
二人はさっきの買い出しの袋の中身を片付けたから内容は知っているみたい。

なんだろう?

杏さんが立ち上がると、一馬君も立ち上がった。

「杏、俺も手伝うよ」

「えー!杏一人で用意出来ますー!」

「手伝ってもらえよ」

「あ、私も手伝います」

立ち上がろうとすると杏さんに止められる。

「みーちゃんは手伝ったら駄目!絶対!」

「でも…私、何もしてないから」

「本当に美空は何もしなくていいから!」

理人君に引っ張られて引き戻されてしまう。
杏さんと一馬君は部屋を出て行って、急に理人君と二人きりになってしまった。




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