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僕たちの大切な人
第1章 僕たちの大切な人
「萌…あのさ…あの時…成瀬に処女奪ってもらえとか言って本当にごめん…あれ本心じゃない…萌が成瀬の事褒めるから嫉妬した…」
「……ふぇ…ううん…あのね、あたし大貴の事……」
「ちょっと待った!俺に先に言わせて」
「ほえ?ハッ!う、うん///」
「俺…………萌の事…ずっと………」
「萌ちゃんー!大貴ー!落ち着いたら夕飯一緒に食べよう?お父さん焼きそば作ったから!」
くそ……タイミング悪過ぎだろ!
「ぷっ……ふふッ……」
「………続きは後日」
「ヒックッ…今でもいいよー?」
「駄目だ!邪魔の入らない時が良い!」
二人でリビングに降りて親父が作ってくれた焼きそばを食べて久しぶりのこの雰囲気に安心した。
萌と家を出て隣だけど家の前まで送る。
「……さっきの…続きな?」
「あ…う、うん///」
「俺…ずっと萌の事好きだった………俺と付き合ってください」
「………はい!よろしくお願いします…へへッ///」
これからは萌との当たり前の日常をもっと大事にしよう。