この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕たちの大切な人
第1章 僕たちの大切な人


拾おうとすると、俺が拾うより先に誰かが拾った。

「あ、すいません……って…え?」

「いいえ…はい、どうぞ…あ!吉野様ぁッ」

「桜!?なんで学校にいんの!?」

「へ?大貴…誰ぇ?」

「えーっと…成瀬のメイド?」

桜は何故かうちの学校の制服を着ていた。

「桜…勝手にウロウロするんじゃない」

「結翔様ぁ、吉野様がいらっしゃいますよぉ」

桜はやってきた成瀬に抱き付いた。

「吉野、おはよう」

「あぁ…おはよう……どういうこと?何で桜が学校にいんの?」

「結婚した」

「は!?」

「昨晩、桜と籍入れてきたんだ。学校でも一緒にいられるように今朝早急に桜を学校に入れたよ。後日結婚式も盛大に行う予定だ。吉野も呼ぶから。萌ちゃんも是非出席してほしい」

「あ、はい!喜んで!」

「それは…えーっと…おめでとう?」

「ありがとうございますッ…桜、結翔様と一緒になれて幸せです」


行動が突然過ぎてただ驚くばかりだ。


「成瀬君がまさか結婚するなんて…っていうか大貴って成瀬君とそんなに仲良かったっけ?」

「別に仲は良くないけど…ちょっと色々あったからな…」

あの成瀬に群がってた女子達はどうなるんだ?

成瀬ファンの女子達から大ブーイングが起こるのではないかと思ってたけど、どうしたかはわからないが誰一人としてブーイングはなかった。


むしろ桜とのことを全員が祝福していた。


成瀬の手に掛かれば何もかもうまくいくように出来てるのか?



まぁ二人が幸せならいいか。
/193ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ