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僕たちの大切な人
第2章 わがままプリンス☆


「えー…成瀬虎之助君だ。みんな仲良くするように。成瀬君の席は…」

「席決まってんの?俺が座りたいとこ座らせろよー」

「む…好きにしなさい…」


何で!?許すの!?
あの人なんか権力あるの!?


「よっしゃー!どうしようかなー?まぁ決まってるんだけどな」


絶対関わりたくない…。
関わることないと思うけど。


「桜のところで結翔君の邪魔するのもいいけどさ………」


なんとなく女の子達は自分のところに来てくれないか待っているのが伝わる。
杏もさっきまでうなだれてたのに目がキラキラしている。


ふと前を見ると、成瀬虎之助と何故か目が合ってしまった。


「お!」


!?

成瀬虎之助は私のところにやってきた。


「……立てよ」

「へ?」

「早く」

??

席を立つと、なんと私の席にドカッと座って席を乗っ取られた。

ああ。ここの席がいいんだ…。

私は自分の鞄を持って彼の為に用意された席の場所に行こうとした。


「どこ行くんだよ?」

「え?あっちの席ですけど…」

「お前の席はここだろ!」

「あなたがそこに座ってるじゃないですか!……ふわッ!?」

グイッと腕を引っ張られると、そのまま腰を引っ張られて私は彼の膝の上に尻餅をついた。

「ごめんなさッ…すぐ降ります!」

「降りんなよ…お前の席だろ?」

「へ?」

腰に腕を回されて後ろから抱き締められる。

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