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僕たちの大切な人
第1章 僕たちの大切な人


一瞬目の前が真っ白になっていた。
萌の声ですぐに気がつく。


「大貴ッ!な、成瀬君ッ…」


萌が駆け下りてきて、真っ先に俺より成瀬に駆け寄った。

幼なじみの俺より成瀬かよ…


「……イテテ」

「大貴ッ!ちょ…起きて!大貴ッ!」

「はぁ?何言って…?」

萌が抱えているのは……俺?
じゃあ、俺は?
ネクタイがしっかり締まってる…?


「いやぁ!結翔様ぁぁ!!」

「お怪我ないですか!?」

俺の周りに女子達が駆け寄ってくる。

???

「ほら、道開けろー!何があった?」

「先生ッ…ふえぇッ…大貴が…ふえッ…大貴が起きないんです…」


萌は泣きじゃくっていた。

「わかったわかった!とりあえず動かすな…成瀬は大丈夫か?」

「え?俺?」

「成瀬はお前だろ?成瀬も階段から落ちたんだろ?」

「えぇ…まぁ…」

「頭打ってたら大変だ。一応、病院に行こう」


何で俺が成瀬になってるんだ?

俺は?

こういう症状もあるのか?
病院でどうにかしてもらえるかな。

救急車が来て、意識の戻らない俺と一緒に病院に運ばれる。
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