パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 わがままプリンス☆

隣の席で授業中はほとんど寝ていた。


さっきの座り方してるときしかちゃんと起きてない…。本当ヒドいなぁ…


しかし授業が終わると、ちゃんと目が覚めるようです。


「若葉ー！俺の事さぁ虎ちゃんって呼んで？」

「嫌」

「呼んで！」

「授業ちゃんと受けない人のわがままなんて聞きません！」

「…だって授業眠くなんだから仕方ねぇじゃん。テストで結果残せばいいんだろ？」

「あのねぇ…先生が真剣に教えてくれてるのに寝てたら失礼でしょ」

「……若葉真面目なんだな？」

「そういうわけじゃ…あたしだって眠くなっちゃうことあるし…」

「よし！わかった！次の授業ちゃんと起きてるから、最後まで起きてたら俺のこと虎ちゃんって呼んでもらうからな！」

「なんで勝手に決定してるの…」


そんなに呼んでもらいたいもんなのかな…。