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僕たちの大切な人
第2章 わがままプリンス☆
放課後。
「…若葉、公園寄ってかない?」
「うん…いいよ」
祐一君とはほとんど会話がない。
付き合う前からそうだったけど、好きな人と一緒にいることに意味があると思ってた。
「こっち来て」
「え?こっち?」
先には古い公衆トイレしかない。
新しい公衆トイレがあるからこっちなんかほとんど人来ないんじゃないかな…なんでこんなところ?
「祐一君?ここ何かあるの?」
「人来ないだろ」
「?」
中に入ると祐一君は突然私を壁に押し付けて唇を強く押し当てた。
「……ンッ!?嫌っ!」
ガリッ
私はとっさに口の中に入ってきた祐一君舌を噛んで抵抗していた。
アレ…?
私抵抗出来る…虎ちゃんにキスされた時だって本当は抵抗出来たんじゃないの…?
「イって……テメェ!何抵抗してんだよ!?」
「ごめッ…突然でビックリして…本当ごめんね…」
うわぁ…舌なんか噛んだら痛いに決まってるよね…私何やってるんだろう。
すると、逆上した祐一君は私を地面に押し倒した。
「キャッ…ゆ、祐一君ッ!?」
「…お前さ…成瀬の性欲処理係なんだろ?」
「違っ…そんなんじゃないもんッ…」
「成瀬の性欲処理出来んだから彼氏の性欲処理なんか簡単だろうが…」
「祐一君…違う!虎ちゃんとはそんなんじゃないッ…」
「処女と付き合うのめんどくせぇと思ってお前の事適当にあしらってたけど…もう成瀬に奪われてんだろ?成瀬め使いたくなるなるくらい俺がお前のまんこ使い込んでやるよ」
祐一君は私の制服を強引に捲り上げてボタンが取れてしまう。
ブラも強引に引っ張られる。
「ふえぇッ…やッ!…やめッ…」
胸を鷲掴みされてすごく痛かった。
暴れて抵抗すると、ネクタイを外してで腕を拘束される。