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僕たちの大切な人
第3章 愛の手
「いいから早く出てけって…何座ってんだよ?」
「だってお姉ちゃん暇なんだもん!一緒に遊んでよー!一馬君、いいでしょー?」
「あッ…は、はい…全然かまわないです」
「ほら、一馬君もいいって!」
「一馬、本当ごめんな?こいつワガママで」
「小さい時はまさ君の事仲間に入れてあげたでしょー!杏ね、このキャラがいいー」
まさ君のコントローラーを取ってキャラクターを選択した。
「うっわ…勝手にキャラ変更すんなよ…今、俺がやってんだろ」
「このキャラでやってよー!それでこの次のでお姉ちゃんにやらせて?」
「この自己中女め…だからまともの彼氏も出来ないんだよ」
「そんな事ないもん!昨日までいたんですー!」
「はいはい…一馬、良い?」
「あぁ、うん」
まさ君昔は可愛かったのになぁ…