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僕たちの大切な人
第3章 愛の手
お昼休みに私はまさ君のクラスまで行った。


「まさ君ー…全然治ってない!」

「うわ…学校で話し掛けてくんなよ…治ってないなんて知らねぇよ」

「理人、理人の分も買ってきた…って杏さん?こんにちわ」

「一馬君……」


後から一馬君が新しいペットボトルを二本持ってやってきた。

私は思い切って一馬君に抱き付いた。


「え?あ、杏さん?どうしたんですか?」

「バカ杏!何やってんだよ!?」

「……何でぇ…何で一馬君は大丈夫なのぉ…?」

「え?」

まさ君に引き離される。

「いい加減にしろって。ほら、教室戻れよ!」

「はうぅ…」

まさ君に腕を掴まれて教室まで連れて行かれる。

教室に着くとまさ君は若葉を呼ぶ。


「あ、理人君久しぶりだね!大きくなってるー」

「そういえば、この学校広いからなかなか会わないな?今度俺いるときにうちに遊びに来いよ?」

「うん!えーっと…それで、杏は何したの?」

「俺の友達にセクハラするから教室から出ないように繋いでおいて」

「セクハラじゃないもんー!」


若葉に引き渡されてまさ君はさっさと教室に戻っていった。

「若葉ぁ!今の男誰だ!?あいつの家行くなんて許さねぇからな!」

「もう!虎ちゃんうるさいの!杏の弟だから!」

「何?杏の弟か…なら許す!」

「杏、ほらご飯まだでしょ?食べよ?」

「………うん…」


どうして一馬君は大丈夫なのかな…

また会いに行っちゃうとまさ君に怒られるし…。

もう一回一馬君とぎゅってしたいなぁ…


ん?何か今の発言一馬君の事好きみたいな感じになってない?


違う違う!一馬君はまさ君のお友達だし、私の好みの年齢タメから上だもん!年下の男の子好きじゃないもん!
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