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僕たちの大切な人
第3章 愛の手


その日のお昼休み。
いつも通り一馬君とご飯を食べているときに思い切って聞いてみる事にした。


「一馬君やっぱり小さい頃に会った事あったねぇ」

「…え?ないって!なんで?」

「あー!ひどーい!一馬君が杏の事忘れてるんだー…杏ね、小さい頃今と違う所住んでたんだけど…住んでた近くの公園で一馬君と遊んだ事あるんだよ?思い出したんだから!」

「……そっか。思い出しちゃったんだ。杏…ごめん。やっぱり杏と俺が仲良くなるなんて杏にとっても良くない事だった…。それ以上俺の事思い出さないで。俺、もう杏の前に現れないから俺の事忘れて」

「え…?意味わかんないー!杏、一馬君と仲良くなれて楽しいのに何でそんな事言うー?」

「とにかく!もう俺の事忘れて!」


いつも優しかった一馬君は真剣な顔をしてそう言うと、行ってしまった。


……一馬君ともう一緒にいられないの?


何か一馬君の気に障ることしちゃった?

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