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DOLL
第1章 和葉の場合―私は奴隷―
「和葉、良いことを思いついたぞ。俺が準備するまで、このまま待っておれ。」

そう言って、康行は装置の強さを中に設定して電源を入れた。

和葉の敏感な部分に電流が流れる。

「っあ…!っぐ!!!!」
和葉がうめき声をあげると、身体がビクンと大きく跳ねた。
ギシッ…ギシッ…拘束しているバンドが軋む。

「ひゃ!んぁっ!!!」
眉間に皺をよせて、口をあんぐり開けて喘ぐ和葉を見て、

「良い顔が出来るようになったじゃないか。」
ニンマリ下品な笑みを浮かべる。



「っぁ…!あっ!!あっ!!!」
和葉の声が地下の密室でこだまする。

額に玉のような汗を浮かべ、和葉の身体が何度も何度も大きく跳ねている。


康行はディルドが並ぶケースの前に行き、何本かを手に取り選びはじめた。

和葉の悲鳴に近い嬌声を黙殺して、じっくりと時間をかけて選ぶ。





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