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ハッテンlife
第9章 純愛交際編
「お前と古橋さんって、もうシないんだっけ?」

お。珍しく近藤くんが下の話題を振ってきたよ。
むふふー。

「もうシないわけじゃないけど、しばらくは清い関係にしたいって。身体の付き合いっていうか…お互い遊びでヤっちゃったことからスタートしてるし。古橋さん的に、そういうのリセットしたいみたい。あと俺が痴漢からされたことで傷ついてるんじゃないかって、心配してるの」

まったく傷ついてないと言ったら嘘になるけど。
でも、またなにかされたら古橋さんが報復してくれるんだって安心感があるから、そこはもう大丈夫なんだ。

「前にお前がさ、チンコとケツで相手決めるのかって聞いたじゃん?今の俺なら即、否定できるね。やっぱハートとハートだよ。古橋さんはチンコなくても最高だよ。いや、もちろん欲しいけどね。日本の至宝ともいえる一千兆円の価値のあるチンコだし。でも、会えるだけで幸せなんだもん。ふふふー」

このエッチ禁止期間って、愛をさらに育むための必要な期間だったりして。

ぐふふふー。合鍵を握りしめて、幸福を噛みしめる。
そんな俺に近藤は複雑な表情だ。

「ハートとハート…か……」

遠くを見るような目でそう言うと、はぁーとため息を吐いた。

「どしたの?近藤。近藤も恋の悩み?」
「いや、ちげーよ」
「うそつけ!そのアンニュイな表情。どこの女だよ?」

近藤のようなイチモツを持つ男がモテないというのは、この世の七不思議のひとつである。
近藤はでかいし。長持ちかどうかはしらんけど。

なんで仮性包茎で早い彼氏に不満たらたらなくせに、近藤に見向きもしないんだろ。やっぱ女ってわかんね。

近藤はまたどんよりと重い溜息を吐いた。
そして一言。

「悠真、お前…爆発しろ」

病んだ瞳で毒を吐いてから机に突っ伏した。
可哀想な友よ…。



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