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ハッテンlife
第1章 ハッテン場デビュー編
「二宮(にのみや)課長…ッ!」
「あれ?古橋(ふるはし)?なんでお前が悠真といるんだ?」


なに!?
知り合い!?
会社の上司と部下!?

「二宮課長ッ、あの、この子は、弟さん…です、か?」
「いや、息子だけど?」

俺はお父さんが20歳の時の子供なので、友達のお父さん達と比べると、かなり若い。
おまけに俺に似て童顔だし…。よく兄弟と間違われる。

お兄さん、いや、古橋さんは変な汗をかきながら、ハスキーヴォイスを震わせる。
そんなにうちのお父さんが怖いのかなぁ?

あまり怒ることがない、穏やかなお父さん。俺が成績悪くても「ふーん、そうか」くらいなもんで、だから古橋さんがこんなに怯える意味がわかんないな。

「やべ…俺、なんてこと…。課長の息子さんを……」

古橋さんは呟きくらいの大きさで、泣きそうになってる。

「ごめん!悪かった!」

俺に謝るとお父さんにも頭を下げる。

「すみません課長!俺、スーパー銭湯に行ってたんですけど、逆上せちゃって。具合悪くなったところを息子さんに介抱してもらってたんですよ!それでちょっとドライブなんかしちゃってこんな時間に!連れまわしてすいませんでしたッ!」

一気にまくしたてると、古橋さんは車に乗り込み急発進で去っていく。
ぼーぜんと俺はそれを見送った。

逆上せたのは古橋さんじゃなくて、俺だよ?

確かに連れまわしたのは古橋さんだけど、でも俺……。

謝る必要なんてないのに。

なんで、謝るの…?
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