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ハッテンlife
第2章 マッドサイエンティスト編
「僕、よく行くの…と言っても、君のような目的じゃないよ?あくまで勉強や発明の後の癒しを求めて行ってるの。最近、ほんとホモが幅利かせて迷惑…って思ってたんだけど。君を見るまで、は」
「は、ははははは…」

乾いた声しか出ねーよ。どうする?どう切り抜ける?

「で、姫野は俺のこと脅すの?ホモだって言いふらすの?」

そんなこと言いふらされたらどーしよ。
女子からはまたゲラゲラと笑われ、蔑まれ…それはまあいいとしよう。

問題は男子だ。せっかくこっそりと体育の着替え観賞してたりするのに、それも警戒され、話もしてくれなくなっちゃうのかなぁ…?
野球部の児島くんとか、柔道部の矢野くんとか…身体超タイプなのに…。

姫野は勝ち誇ったように「ふふふ」と笑った。
ふふふじゃねーよ!

「僕ね、君がマワされてるところ、動画わしわし取っちゃった。……あ、大丈夫?」

くらぁ…と立ちくらみが…。
それはちょっと…シャレになんないよぉ…。

きっと姫野は「言うこと聞かないとこればら撒くよー」とか、チンピラ顔負けの脅し文句を言うつもりなんだぜ。
もうお約束の展開じゃんこれ…。

もしこんなものが児島くんと矢野くんに見られたりしたら…ぞっとするわ。
警戒されるどころじゃ済まないって。
下手したら目も合わせてくれないくらい嫌われて、「こっち来んなホモ」とか言われちゃったり…。

姫野は肩を落としてうなだれる俺を椅子に座らせ、目の前にスマホを見せる。

そこには逞しい男に組み敷かれ、めっちゃ恥ずかしい格好をして悶え狂う俺の姿。
やべぇ。俺、マジ泣く。涙出てきたわ…。


あれ…?でも、よく見るとこれって…。

涙で滲んだ視界に見える、この背中。間違いない。

心の奥の方からがギュッと絞られるように疼く。思わずスマホの画像に映る逞しい背中を手でなぞった。


「ね、ねぇ…姫野。これ、この画像!この画像、俺にも送ってッ!!



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