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ハッテンlife
第2章 マッドサイエンティスト編
「…君、バカな割に、変なところで勘がいいね。正解だよ」

眼鏡がキラーンと光る。俺は生きてここを出られるんだろうか…。

「まず、僕が興味を惹かれるきっかけになったのはこれだ。こちらのテレビに注目してくれ」

姫野は気持ち悪い人体模型の裏から、液晶テレビを運んでくる。
この部屋テレビなんてあったのか。知らなかったよー。

そして姫野は、得意げにテレビのスイッチを入れた。


「うわーッ!ちょッ!!」
「騒ぐな。僕が見えないだろ」

とんでもない映像が展開されてるーッ!
いや、見せられたけどね、さっき。スマホで。

でも、スマホで見るのと30インチのテレビで見るのとでは、衝撃が違い過ぎた。
まるでゲイビだよ、これッ!

画面の中、俺は古橋さんから乳首攻めをされ、アヘ顔をして悶えてる。
自分のそんな姿…一人でこっそり見るのはいいけど、なんでこいつと一緒に見なきゃいけないんだよッ!
どんな羞恥プレイだよ!

「この場面、君はどこを舐められてる?」
「ち、ちくびだよッ!」
「そして君は気持ちよさそうに彼の指を受け入れているね。そこはどこ?」
「…アナルだよッ!」

これは淫語プレイですか!?
こいつ絶対童貞のはずなのに、高等技使いやがって!

俺の顔面はゆであがったタコのように真っ赤だ。
すげー汗かいてきたし。

「そう。この僕ならば感じもしない乳首を舐められて、君はとても気持ちよさそうな顔をしている。ねだるように胸まで反らせて。さらに僕は、尻の孔なんて座薬ですら抵抗がある。なのに君はとても気持ちがよさそうに…」
「もうわかったからそれ以上言うなーッ!」
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