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ハッテンlife
第6章 痴漢輪姦祭編Ⅱ
☆★☆
デブが出て行ってから、大分時間が経った。
オッサン達が「そろそろお開きにしようや」と言いだしたその時に、また外から声がかかる。
「千円」
まだやるの?
嫌だけど、諦めの気持ちで項垂れた。
ドアが開かれる。
野口博士には全く罪はないけれど、千円札が嫌いになりそう。
「本当に千円なのか?」
入ってきた男がオッサン達に問う。そのやり取りはこれで五回目。
でも、この声…聞き覚えがある。絶対に信じたくないけれど、まさか。
「あぁ…でももう終わりだし、そいつも小便まみれになって汚ねえし。五百円でいいよ」
「五百円ね…」
苦々しそうにそう呟く声。
そんな……。
間違えであって欲しい。
そう思いながらおそるおそる振りかえる。
「古橋…さん」
そこにいたのは、昨晩と同じ服装をした古橋さん。
古橋さんが、まさか俺のこと五百円で買うなんて。
古橋さんが俺を見つめ、目を眇める。
そして深く息を吐いた。
「…こいつのケツマンの額は、百億出しても足りない。お前ら、見る目ねえな」
デブが出て行ってから、大分時間が経った。
オッサン達が「そろそろお開きにしようや」と言いだしたその時に、また外から声がかかる。
「千円」
まだやるの?
嫌だけど、諦めの気持ちで項垂れた。
ドアが開かれる。
野口博士には全く罪はないけれど、千円札が嫌いになりそう。
「本当に千円なのか?」
入ってきた男がオッサン達に問う。そのやり取りはこれで五回目。
でも、この声…聞き覚えがある。絶対に信じたくないけれど、まさか。
「あぁ…でももう終わりだし、そいつも小便まみれになって汚ねえし。五百円でいいよ」
「五百円ね…」
苦々しそうにそう呟く声。
そんな……。
間違えであって欲しい。
そう思いながらおそるおそる振りかえる。
「古橋…さん」
そこにいたのは、昨晩と同じ服装をした古橋さん。
古橋さんが、まさか俺のこと五百円で買うなんて。
古橋さんが俺を見つめ、目を眇める。
そして深く息を吐いた。
「…こいつのケツマンの額は、百億出しても足りない。お前ら、見る目ねえな」