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パートさんの頼み事 〜アイリスの色香〜【完結】
第3章 メールのやりとり
そんな刺激的な事があった翌日
やはり連続でサカタさんが来られることは無かった
でも、その日の夜にメールが来た
以前からメールのやりとりはしていたけど、業務連絡的な感じばかりだったので
私的なやりとりはしてこなかったように思います
「こんばんは、体調はどうですか?」
と、まぁそんな感じ
まずは様子をうかがってるみたいに思えます
「はい、おかげさまで順調です
早く復帰できるように今は養生しておきます」
と、マジメに返事を打ちました
色々とお世話になってきますので、
そこは失礼のないように。。。
「そうそう、激しい運動をしてはダメですよ」
ん?
激しい運動って、なんだ?
別に走ったりしてないけどな~
ああ、もしかして右手を使った激しい動きをするな、ということか?
わからん
でも、自宅養生中なのは知ってるんだから、
きっとそういうことだろう?
このへんから、砕けたやりとりでいいかな?
「それは……ムリです
思いだしてしまいますから
とても良かったので」
どうだろう?
悪い印象にはならないだろう
「喜んでもらえたのなら、良かったです
ところで、その件は内緒でお願いね」
そりゃあ、そうでしょう!
誰にも言えませんよ!
そんなのが、人づてに回り回って旦那さんにまで伝わってしまったら、
ボクは殴られてしまいます
「もちろん、言えるわけないです
ボクのほうこそご厚意に甘えてしまって申し訳ない」
とりあえず感謝の言葉を掛けたいのだけれど、あまりありがとうありがとうばかり言ってると催促してるみたいに思えたので
申し訳なさ、を伝えます
「いいのよ、わたしもしてあげたかっただけだから」
いい人だなーーーー!!!
続けざまにもう一通、受信しました
「内緒にしてくれるのなら、また機会があればお手伝いします
不自由かけて、大変だろうと思うから」
おお!
あの流れだけの事だと思っていたので
それは嬉しい!